セミナーイベント講師で、イギリスの有名ヘアカラーリスト、Heffyさんへインタビューしました。
世界で活躍する美容師になるまでの道のり、美容師としての壁にぶつかったときの乗り越え方など、美容学生の皆さんにとってこれからのヒントとなりそうな、貴重なお話をお伺いしてきました。
ヘアカラーの最先端を行くHeffy Wheelerさんの経歴

Heffy Wheeler(ヘフィー・ウィーラー)さんは、数々の受賞歴を持つ、世界的に認知されているヘアカラーのスペシャリストであり、特にヴィヴィッドカラーや劇的なヘアチェンジで知られています。
イギリス国内では、HairCon、ColourWorld、Salon Internationalなどの主要なヘアイベントに定期的に出演しており、2024年にはアメリカ・オーランドで開催されたPremiere Orlandoにて米国デビューを果たしました。
この初登場が大きな反響を呼び、同年に再び招かれ、3つの教育セッションを担当。さらに、Premiere Anaheimおよび9月に開催予定のPremiere San Antonioでも、彼女独自の教育スタイルでの登壇が決定しています。
現在は、イギリスのMatrix(マトリックス)にてSNSエデュケーターとして活動しており、Diva Pro Stylingからは、彼女専用にカスタム設計されたドライヤーが製作されるなど、業界内でも高い評価を得ています。
Toni & Guyで訓練を受け、5年間にわたり精密なカット技術(プレシジョンカット)を専門としていた経験から、カットとカラーの相互関係を直感的に理解し、ヘアデザイン全体を通じた表現力に優れています。
鮮やかなヘアカラーと大胆な変身で注目を集める人気カラーリスト。
Heffyさんは世界の美容ショーでも活躍中の今注目のアーティストです。
NINJAとの繋がり、弊社の美容セミナー講師
インタビューの前に、HeffyさんとNINJA Groupがつながるきっかけとなった経緯をご紹介します。
Heffyさんは、アメリカ・アナハイムで開催された展示会にセミナー講師として出演される予定でした。
そのタイミングで、私たちNINJAからインタビューのご依頼を事前にメールでお送りしたところ、快くご承諾いただきました。
このご縁をきっかけに、今年10月に東京で開催予定の弊社主催の美容イベントにて、Heffyさんにセミナー講師としてご登壇いただくことが決定しました!
世界で活躍するカラーリスト、Heffyさんにインタビュー!
ここからは、Heffyさんへのインタビューをお届けします。
日本の美容学生の皆さんへのメッセージもいただいていますので、ぜひ最後までご覧ください。

では最初に、Heffyさんの自己紹介をお願いします。
ヘアカラーリストで美容師の、Heffy Wheelerです。
イギリスの小さな町でヘアサロンを経営しています。
最近はヘアサロン以外でのお仕事も多いので、ロンドンに行くことが増えています。
ロンドンでは、どういったお仕事をされているのでしょうか。
主にブランドのお仕事です。
さまざまなブランドとコラボレーションしています。
それから、ヘアメイクアーティストとして雑誌の表紙撮影に参加することもありますね。
撮影は本当に良い刺激をもらえるので、楽しくて大好きです。
幅広いお仕事に取り組んだ結果、SNS活用などで多くの賞をいただきました。
カラーリストとしてアップデートし続けるコツって?
美容師は、トレンドと最新技術を絶えず学び続ける必要があるお仕事ですよね。Heffyさんは、美容技術のアップデートについてどんな風に取り組んでいますか?
例えば、いつでもいろいろなことを吸収できるように意識しています。
トレンドだけでなく、文化や芸術など、あらゆることです。
今の時代の人々が何を求めているのか気になるので、いろいろなことを知りたいんです。
次にチャレンジしたいこともよく考えていますね。
自分のレベルを上げるためには、とにかく何でも取り入れることが大事。
可能な限り成長していきたいので、いつも意識しています。

美容師としての壁、どうやって乗り越えてきた?
美容師をしていると、誰もが「壁」にぶつかることがあると思うのですが。
そうですね。
美容師を始めたばかりの頃って、チャンスにあふれていてワクワクするのですが、逆に圧倒されてしまうことも多いと思います。
自分が何をしたいのかわからなくなって、立ち止まってしまうこともありました。
Heffyさんはそんな時、どうやって乗り越えてきたのでしょうか?
壁にぶつかる時は、チャレンジしている途中でもあります。
どんなに時代が変化しても、チャレンジを続けていくことは変わりません。
新しいことを学べる楽しさを大事にしつつ、成長のために日々努力していくだけです。

バージョンアップとアピール。世界で活躍するために必要なことは?
Heffyさんが、イギリスやアメリカでヘアドレッサーとして活躍する秘訣は何だと思いますか?
私は3つのポイントを意識しています。
一番大切なことは、技術を身に着けること。
二番目は、いつも新しいことにチャレンジすること。
三番目は、自分のコンフォートゾーン(居心地のいい領域)を抜け出す勇気を持つこと。
それから、より多くの人に見てもらえる可能性のあるSNSを使って、自分の作品を画像や動画にして投稿しています。
こうして自己アピールを続けていくことが、ヨーロッパやアメリカで仕事の幅を広げていく秘訣だと思っています。

日本のトレンド美容とヘアメイクは世界でも注目
日本の美容師が世界から期待されていることは、どんなことだと思いますか?
日本の美容について思い浮かぶのは、皆さんが本当に美しいことですね。
とてもクリエイティブで、フレッシュな感性があって、誰もが若々しい。
多様性に満ちていると感じます。
イギリスにも、日本のファッションのインスピレーションがたくさん入ってきているんですよ。
ファッションや美容だけでなく、あらゆるジャンルで日本から影響を受けた新しいものが生まれています。
私たちはそれをワクワクして追いかけている感覚です。
カラーリストあるある「お客様の希望」をかなえる難しさ
Heffyさんはカラーリストとして活躍されていますが、カラーリングで難しさを感じることはありますか?
一番難しいのは、お客様の希望を叶えることですね。
黒に染めたばかりの髪を「白くしてほしい」と言われたり、今の美容技術ではできないことを希望されることもあります。
でもそこで「できない」と言ってしまうのではなくて、「どうすればなりたい姿に近づけるのか」が大事。
カウンセリングで、お客様の目的や理想のイメージをよく理解することが大切だと思います。
お客様にとって安全で美しく仕上げるためには、高い技術が必要です。
お客様の希望を叶えること、安全に美しく仕上げる技術を身に着けること。
この2つがカラーリングの難しさだと思います。

経歴もお金も関係ない!Heffyさんから未来のスタイリストにメッセージ
日本には、Heffyさんのようなグローバルなスタイリストになりたい美容師がたくさんいます。そんな未来のスタイリストに、メッセージをお願いできますか?
私はイギリスのとても小さな町の出身で、まったくチャンスがないような場所からのスタートでした。でも、情熱があれば、お金がなくても経歴がなくても、何でもできる。
夢を持って努力を続ければ、どこにでも行けます。
だからこそ、基本をきちんと身に着けて、自分自身のスキルアップをすることが本当に大事。
その上で、これまでのルールを破って自由な表現をすることで、自分らしいスタイルが見つかっていきます。
努力を続けていくことで、たくさんのチャンスと可能性があるということを、信じてほしいです。
まとめ:世界で活躍するスタイリストになるには
小さな田舎町からスタートしたHeffyさん。自分に合った環境を見つけ、コツコツとスキルを磨きながら、自分のスタイルを作り上げていったのですね。
SNSで自分を発信し、セルフブランディングを成功させたエピソードは、今の時代ならではのストーリーです。
日本の美容は世界の最先端であり、世界中から期待されていることは間違いありません。Heffyさんのように、グローバルに活躍する美容師が、日本から次々と生まれていくことでしょう。
今いる場所や環境にとらわれず、自分らしく前に進むこと。
Heffyさんの歩みは、その第一歩を踏み出す大きなヒントになるはずです。